「プリウスバッテリー上がりやすい?」と言われる原因と今日からできる対策

Uncategorized
シュウジ

3台のプリウスを乗り継いだプリウス愛好家♪
オーナー経験から見えるプリウスの魅力と本音を発信します。プリウス愛と知識で、皆さんのカーライフを豊かにする記事を書いていきます!

※本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。

「プリウスバッテリー上がりやすい?」という疑問や不安を抱えて検索している方は多いのではないでしょうか。特に、ハイブリッド車は一般的なガソリン車とは異なるバッテリー構造を持っているため、「もしもの時どうしよう」と不安になりますよね。今乗っている車のバッテリー交換費用が高かった経験から、「新しく買ったプリウスで頻繁にバッテリー上がりを起こし、また高額な交換費用がかかったらどうしよう」と心配するのは当然のことです。

この記事では、プリウスがなぜバッテリー上がりしやすいと言われるのか、原因やその対策を詳しく解説します。さらに、万が一の際の正しい対処法や、救援車を使ったジャンプスタートの注意点までを網羅します。事前に正しい知識を身につけ、安心して快適なプリウスライフを送りましょう。


この記事を読むことで以下のことがわかります

  • プリウス特有の2つのバッテリーの仕組みと役割がわかる
  • バッテリー上がりを防ぐための具体的な予防策を理解できる
  • 万が一バッテリーが上がった際の正しい対処手順と注意点がわかる
  • 補機バッテリーの寿命や交換費用の目安が把握できる

プリウスバッテリー上がりやすい?ハイブリッド車の特殊な「仕組み」を理解する

プリウスに2種類あるバッテリーの役割

プリウスを含むハイブリッド車には、一般的なガソリン車とは異なり、性質の違う2種類のバッテリーが搭載されています。一つは駆動用バッテリー、そしてもう一つが補機バッテリー(12V)です。

駆動用バッテリーは高電圧で、主にモーターを動かして走行するための電力を供給する役割を持っています。

一方、補機バッテリーは、ガソリン車のバッテリーと同じ12Vの鉛蓄電池です。この補機バッテリーが担うのは、ハイブリッドシステムを起動させること、そしてライトやカーナビ、ドアロックなどの電装品に電力を供給することです。つまり、この補機バッテリーが上がってしまうと、システムが起動せず走行できなくなってしまうのです。

バッテリーの種類電圧主な役割バッテリー上がりの原因となるか
駆動用バッテリー高電圧(200V以上)モーター駆動、走行用エネルギー供給まれ
補機バッテリー12V(鉛蓄電池)ハイブリッドシステムの起動、電装品への電力供給主に原因となる

補機バッテリーが上がる原因とハイブリッド車ならではの事情

補機バッテリーが上がる主な原因は、電力の消費量が充電量を上回ってしまうことです。これはガソリン車も共通なのですが、ハイブリッド車ならではの特殊な事情も関わってきます。

ハイブリッド車は、燃費向上のために充電制御システムが導入されていることが多いです。これは、加速時などのエンジンの負荷が大きい状況を避け、減速時やアイドリング時に重点的に充電を行うようシステムで制御されているためです。このため、短距離の街乗りを繰り返すような運転では、バッテリーが十分に充電される時間が確保されず、充電不足の状態に陥りやすくなります。

注意:プリウスがバッテリー上がりしやすいと言われる要因

ハイブリッド車はエンジン停止中も、スマートエントリーシステムやカーナビのメモリーなど、多数のセンサーやコンピューターが微量の電力を常時消費しています(暗電流)。加えて、充電制御の特性上、走行だけで満充電になりにくいことが、バッテリー上がりのリスクを高めています。

短距離走行や駐車中の暗電流はなぜ危険なのか

短距離の運転ばかりだと、エンジン始動時に消費した大きな電力を十分に回復させる前に走行が終わってしまいます。車を走らせている間に電気を作って充電するのですが、短い距離や時間では、充電が消費に追いつきません。

また、車はエンジンを止めても、時計やカーナビのメモリー、セキュリティシステムなどを維持するために、わずかな電力を常に消費し続けています。これを暗電流と呼びます。このため、3〜4週間といった長期間車に乗らずに放置すると、バッテリーが自然放電し、電気が空になってしまう可能性があります。特に冬場は気温が低いとバッテリーの性能も低下するため、電力が供給されにくくなる点も注意が必要です。

補機バッテリーの寿命と交換費用の目安

補機バッテリーもガソリン車と同様に消耗品であり、使用状況によって寿命が異なります。一般的に、ハイブリッド車の補機バッテリーの寿命は3年から5年程度と言われています。アイドリングストップ機能付きの車や、短距離運転が多い車は、バッテリーへの負担が大きく寿命が短くなる傾向があります。

バッテリー交換にかかる費用は、バッテリー自体の価格と工賃によって決まります。補機バッテリーの価格はサイズや性能によって数千円から2万円程度ですが、ハイブリッド車専用の補機バッテリーは高価になる傾向があります。バッテリーの劣化が疑われる場合は、急なトラブルを避けるためにも、早めに点検を受けることをおすすめします。

バッテリー上がりを防ぐための具体的な対策

バッテリー上がりは、日頃のちょっとした心がけで未然に防ぐことができます。主に電装品の使用確認と、車両の充電不足を解消することが重要です。

ポイント:バッテリー上がりを防ぐ習慣

  • 定期的に30分以上連続して走行する
  • 駐車中の電装品の使用を控える
  • 降車前にライトや室内灯の消し忘れがないか確認する

対策①:定期的な走行と電装品の使い方を見直す

バッテリー上がりを避けるためには、定期的な走行を心がけましょう。週に1回でも良いので、30分以上連続して走行することで、始動時の消費電力をしっかり取り戻し、バッテリーに十分な充電時間を与えることができます。エンジンをかけているだけでは不十分で、実際に走行することが大切です。

また、電装品による電力消費も重要な原因です。ライトや室内灯の消し忘れ、エンジン停止中にエアコンを長時間使用するのは避けましょう。ドライブレコーダーの駐車監視機能など、エンジン停止後も継続的に電力を消費する機能を使用する場合は、長期間乗らない場合はオフにする、またはバッテリー保護機能付きのモデルを選ぶなどの工夫が必要です。

対策②:バッテリー充電器を活用して長寿命化を目指す

車に乗る機会が少ない方にとって、バッテリー充電器は非常に有効な対策の一つです。プリウスは充電制御システムにより満充電になりにくい仕様であるため、車両の充電機能だけに頼るのが難しい場合があります。外部から充電器で定期的に充電することで、バッテリーを常に元気な状態に保てます。

市販されている充電器の中には、過充電を防ぐ機能や、弱ったバッテリーを回復させるサルフェーション除去機能を備えた高性能なものもあります。これらの充電器を活用すれば、バッテリーの寿命を延ばし、交換頻度を減らすことで結果的に費用を抑えることにも繋がります。


プリウスバッテリー上がりやすい?という不安を解消!トラブル時の正しい対処

対処法の基本:システム起動に必要な補機バッテリーを復活させる

もしプリウスのハイブリッドシステムが起動しない場合、それはほぼ間違いなく補機バッテリーが上がっている状態です。前述の通り、駆動用バッテリーが元気でも、補機バッテリーの電力がなければシステムは立ち上がりません。したがって、対処法の基本は、この12Vの補機バッテリーに外部から電力を供給して回復させることです。対処法としては、主に救援車によるジャンプスタート、ジャンプスターターの使用、そしてロードサービスの利用の3つがあります。

プリウスの補機バッテリーは、トランクルームや後部座席下など、車室内に搭載されていることが多いです。しかし、ジャンプスタートのために、エンジンルーム内に救援用の端子(救援端子)が用意されていることがほとんどです。取り扱い説明書で位置を確認しておくと、いざという時安心です。

対処法①:救援車を使ったジャンプスタートの正しい手順

救援車(ガソリン車)に協力してもらい、ブースターケーブルを使って電気を分けてもらうのがジャンプスタートです。手順を間違えると車両の故障やショートの原因になるため、以下の順番を厳守する必要があります。

ジャンプスタートに必要なものは、ブースターケーブルと12Vのガソリン車です。トラックなどの高電圧車両(24V)や、プリウス以外のハイブリッド車は救援車として適さないため、注意してください。

接続する順番(赤をプラスに、黒をマイナスに)

  1. 赤ケーブルを、故障車(プリウス)の救援端子(+)に接続
  2. 赤ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーのプラス端子(+)に接続
  3. 黒ケーブルを、救援車のバッテリーのマイナス端子(-)に接続
  4. 黒ケーブルの反対側を、故障車(プリウス)のエンジンの金属部分(未塗装のアースポイント)に接続

接続後、救援車のエンジンをかけて回転数を少し高め、約5分間充電してからプリウスのハイブリッドシステムを起動させます。始動後、ケーブルを取り外す際は、接続したときと逆の順番で外してください。

対処法②:ジャンプスターターを使う際の注意点

ジャンプスターターは、他車の助けなしに単独でエンジンを始動できる携帯型のバッテリーです。ブースターケーブルと異なり、救援車を探す手間がないという大きなメリットがあります。

使用方法は基本的に救援車を使う場合と同じで、ジャンプスタート端子に付属ケーブルを接続します。しかし、ジャンプスターターの電池容量や対応ボルト数が、ご自身のプリウスに適しているか事前に確認しておくことが重要です。また、使用前の充電状態が60%以上あることが求められます。長期間放置すると自然放電するため、定期的な充電と動作確認を忘れないようにしましょう。

対処法③:バッテリー上がりではない可能性も考慮する

システムが起動しない、あるいはエンジンがかからないとき、必ずしもバッテリー上がりが原因とは限りません。単純な操作ミスや、キーのトラブルなど、他にいくつかの可能性が考えられます。

例えば、プリウスの場合、ギアがパーキング(P)やニュートラル(N)に入っていないと、エンジンがかからない仕様になっています。また、スマートキーの電池切れも原因の一つです。キーの電池が切れていると、車がキーを認識できず、反応しないことがあります。この場合は、キーをスタートスイッチ近くに近づけて操作することで始動できる場合があります。加えて、ハンドルロックがかかった状態でも始動できないため、ハンドルを左右に動かしながらパワーボタンを押すことで解除できるケースもあります。

これらの簡単なチェックポイントを確認しても解決しない場合に、初めてバッテリー上がりだと判断するのが賢明です。

【最重要】プリウスは他の車を救援してはいけない理由

前述の通り、プリウスは、バッテリーが上がった他の車を助ける救援車(電気をあげる側)になることは原則としてできません。これはハイブリッド車特有の構造に起因する、非常に重要な注意点です。

なぜなら、プリウスの補機バッテリーは、他の車に電気を供給するほどの大きな電流を流すことを想定していません。他の車に電気を供給すると、大きな電流が流れ、プリウスの車両の電子制御システムや重要部品が故障してしまう可能性があるからです。


まとめ:知識があればプリウスバッテリー上がりやすいとは感じない

「プリウスバッテリー上がりやすい?」という不安は、ハイブリッド車特有のバッテリーの仕組みと、充電制御システムの特性から来るものでした。しかし、これらの特性を理解し、適切な対策と知識を持っていれば、バッテリー上がりのトラブルを大幅に回避し、高額な交換費用に悩まされる心配もありません。

  • プリウスのバッテリー上がりは主に12Vの補機バッテリーが原因である
  • 短距離走行の繰り返しや駐車中の暗電流が充電不足の主な原因である
  • バッテリー上がりを防ぐには週に1回、30分以上の定期的な走行が有効である
  • 外部充電器を活用することはバッテリーの長寿命化に繋がる具体的な対策である
  • バッテリー上がり時の対処法はジャンプスタートやジャンプスターターがある
  • プリウスはハイブリッドシステムの保護のため他の車を救援してはならない
  • エンジンがかからない場合、キーの電池切れや操作ミスも確認すべきである