うそん…。最新プリウス後部座席はリクライニングできない!長距離旅行は快適かどうか。

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シュウジ

3台のプリウスを乗り継いだプリウス愛好家♪
オーナー経験から見えるプリウスの魅力と本音を発信します。プリウス愛と知識で、皆さんのカーライフを豊かにする記事を書いていきます!

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「新型プリウスって後ろはリクライニングできないの?」
「んー結構旅行とか行くから調節できた方がいいんだけどな…」

というパパさんへ。

結論を言うと、リクライニングできない、んですが、もちろんトヨタはそこらへんちゃんと考えられています。もともと安定した走り(揺れにくさ)で乗っている人に負荷がかかりにくいようにしていたり、長身の人でもゆったり足を伸ばせるようにしたり対策はしているんです。

そこで今回は、後部座席がリクライニングできないことについて特化してお話ししていきます。プリウスを購入しようか迷っている人はぜひ参考にしてください♪ではでは早速スタート!


このページでわかること

  • 新型プリウスの後席にはリクライニング機能がないという決定的な結論
  • リクライニング機能がない代わりに走行性能が快適性をどう補っているか
  • 後部座席が倒せないことによるHEVとPHEVの段差問題を比較
  • 車中泊や大荷物積載時の具体的な不便さと解消法

最新プリウス後部座席のリクライニング機能はできないのか

「最新プリウス後部座席リクライニングできないかどうかに特化した内容を知りたい」という疑問に対し、私がこれまでに得た情報と体感をもとに、まずは機能設計の核心からお伝えします。

リクライニングができない結論とその理由

結論から申し上げます。新型プリウス(60系)の後部座席には、乗員が角度を調整するためのリクライニング機能は搭載されていません背もたれの角度は固定されています。

「え、そうなんだ…」とガッカリするかもしれませんが、これにはプリウスが今回目指した方向性が強く関係しているんです…

新型プリウスでリクライニング機能がない主な理由

  • 流麗なクーペスタイルの実現:ルーフラインを極限まで低く抑え、あの美しいデザインを実現するため、後席のシート構造をシンプルにする必要があった。
  • 低重心化と走行性能の向上:シート構造の複雑化や厚み増大は、車体剛性や軽量化の観点から

開発陣は、デザイン性と走行性能の向上を最優先しました。これまでのプリウスユーザーとして、走行性能の劇的な進化は本当に体感できるレベルなので、これはしょうがないかなと思います。

後部座席の角度は固定だが分割で前には倒せる

TOYOTA公式画像引用

リクライニング(角度調整)はできませんが、荷室の拡張や車中泊のために後部座席を前に倒す機能(フォールディング機能)は健在です。むしろ、ここが新型プリウスの使い勝手の肝になります。

倒し方も簡単で、荷室側から操作するのではなく、2列目シートの上部にあるレバーを引くことで、背もたれを前方に倒すことができます。

しかも、この機能は左右分割式(60対40分割)で動作します。長距離旅行中に後席に一人が乗っていても、もう片側だけを倒して長い荷物を積み込むといった、高い柔軟性を持った使い方ができるのは便利ですね。

固定角度ゆえの静的疲労蓄積のメカニズム

リクライニングができないということは、長距離の移動中、ずっと同じ姿勢でいなければならないということです。これは、特に体位を頻繁に変えたい人にとっては、無視できない静的な疲労を蓄積させる原因になります。

私たちは無意識のうちに、走行中の微細な振動やカーブでの揺れに対応するために、体幹や首の筋肉を使い続けています。シートの角度が固定されていると、この無意識の緊張を解放する機会が奪われ、腰や背中への負担が集中しやすい状態が続いてしまいます。

ただし、新型プリウスの固定シートの角度は、人間工学的に見て多くの人がリラックスできる「標準的な快適角度」に設定されています。しかし、人によってはやはり微調整ができないことが不満点になるかもしれません。

後部座席リクライニングがないと不便な仮眠・休息の制限

リクライニング機能がないことの最大の不便さは、長距離移動中に本格的な仮眠や深い休息が難しいことです。背もたれを水平近くまで倒して体を休める、あの感覚は新型プリウスの後席では味わえません。

移動中の本格的な休息は期待薄

固定された後席で、完全にリラックスして眠りにつくのは現実的に難しいです。もし本格的な仮眠を取りたい場合は、SA(サービスエリア)などで車を停めて、前席を倒すか、後席を倒してラゲージスペースを利用する「車中泊スタイル」を検討する必要があります。

トヨタの公式ガイドでも、後席に座ったままの就寝より、背もたれを倒したラゲージでの就寝が推奨されています。やはり長距離の移動には休憩計画が重要ですね。

倒せない後部座席を倒して利用する際のHEV段差問題

「後部座席が倒せない」ことによる不便さは、リクライニングだけでなく、シートを倒して荷室を拡張した際の「段差」にも現れます。特に標準のハイブリッドモデル(HEV)の場合、これが車中泊の快適性に決定的な影響を与えます。

HEVモデルでは、後席の背もたれを前に倒すと、倒した背もたれとラゲージフロアの間に明確な段差ができます

車中泊で体を水平にして快適に眠るためには、この段差の解消が必須です。私のおすすめの対策は以下の通りです。

  • 段差の解消:厚手のタオルや銀マット、または専用のエアマットを置いて、段差を埋める。
  • フロアの固さ対策:銀マットやキャンプ用マットを敷き、底付き感を減らす。
  • 足元の隙間埋め:後席の足元スペースにできる大きな隙間は、段ボールや大きなリュックサックで埋めることで、足を伸ばせる空間を確保できます。

手間はかかりますが、これらの工夫をすれば、ラゲージ奥行き約1,695mm、幅約1,390mmの空間を有効活用し、あくまで一般的な目安ですが170cmくらいの大人2名なら十分に寝られるスペースができますかね♪

PHEVはフルフラットで倒せない不便さを克服

ここで、もしあなたが車中泊やアウトドア利用を重視するなら、プラグインハイブリッド車(PHEV)モデルの選択肢に上がってきます。

PHEVモデルは、バッテリー配置の構造的な違いにより、なんと後席を倒した際にラゲージの段差がなく、フルフラットなスペースで就寝できます

PHEVモデルはフラット

  • 段差解消のための面倒な準備(マットやタオルの設置)が一切不要になる
  • 即座にフラットな空間が確保できるため、災害時や急な休息にも対応しやすい

リクライニングができないという点は同じですが、後席を倒した際の使い勝手においては、PHEVモデルがHEVモデルに対して圧倒的な優位性を持っています。このフルフラット設計は、走行性能や燃費とは別の次元で、PHEVを選ぶ決定的な理由になり得るでしょう。

長距離旅行で後ろの人は快適か?倒せない不便さと対策

TOYOTA公式画像引用

リクライニングできないというネガティブな事実だけにとらわれず、新型プリウスが長距離旅行で「後ろの人は快適か?」について快適性と具体的な対策を深掘りしていきましょう。

揺れにくい→快適♪①

「リクライニングができない=長距離旅行は不快」と直結しないのが、新型プリウスのすごいところです。

新型プリウスは、TNGAプラットフォームと新しいパワートレインによって、走行性能が劇的に進化しました。開発責任者の方も「フラット(ライド)な車になった」と強調している通り、車両姿勢が非常に安定しています。

この安定性が、リクライニングできないことによる静的な疲労を補う「代償的快適性」を生み出します。簡単に言えば、車体が揺れないから、乗員が自分で体勢を支える必要が減るわけです。

私の試乗した感覚でも、後部座席に乗った際、カーブでの揺れが本当に少なかったです。揺さぶられないということは、長時間の移動でのストレス軽減に大きく貢献しますね。

揺れにくい→快適♪②

実際に後部座席のレビューをしてみると、「全然揺られなかった」という意見が非常に多いです。先代モデルに比べて、路面からの微細な振動の収束が早く、車体が常にフラットな状態を保とうとしているのがわかります。

また、パワートレインも1.8Lから2.0Lに排気量がアップし、モーター出力も向上しています。これにより、無駄なエンジン音やギクシャクした加速感が減り、静粛性も向上しています。静かでスムーズな走行は、後部座席の乗員にとって、リクライニングがないというデメリットを忘れさせるほどの快適性につながるかなと思います。

段差解消の対策

前述した通り、HEVモデルで車中泊をする場合、段差解消の準備は必須。これは、「後部座席が倒せないと不便なことってある?」という問いに対する最も具体的な回答の一つです。

不便ではありますが、銀マットや厚手のタオルは、ただ段差を埋めるだけでなく、フロアの固さを和らげるクッション材としての役割も果たしてくれます。もし車中泊を頻繁にする予定があるなら、以下のようなアイテムを車載しておくことをおすすめします。

車中泊を快適にする必須アイテム(HEV向け)

  • 厚手の銀マットまたはキャンプマット:段差解消と床の固さ対策の二役。
  • 厚手のブランケットまたはタオル:細かな段差や隙間を埋めるのに便利。
  • 大型のリュックサックや段ボール:前席足元の広い隙間を埋めて、就寝スペースを拡張するのに役立ちます。

手間をかければ、最大で180cm以下の人でも足を伸ばして寝られる空間を作れるので、準備さえ怠らなければ不便さは解消できますよ。

長身でも足を伸ばせる車中泊時の空間寸法

後部座席が倒せないことによる不便さを解消した先には、想像以上に広い空間が待っています。

公式情報(TDRSデータ)によると、後席を倒した際のラゲージの寸法は以下の通りです。

項目寸法(あくまで一般的な目安)実用性への影響
ラゲージ奥行き(最大)約1,695 mm170cmの人なら十分足を伸ばせる長さ
ラゲージ幅約1,390 mm大人2人が横に並んで就寝可能

特に重要なのは、前席を一番前にスライドさせ、足元の空間を荷物で埋める工夫をすれば、身長180cm以下の人でも足を伸ばせる空間が確保できる点です。

これは、セダンスタイルとしては非常に優秀なユーティリティではないでしょうか。リクライニング機能がなくても、いざという時の休息スペースとしては、十分な性能を持っていると言えます。

まとめ

新型プリウスは、乗員用のリクライニング機能がないという事実から、長距離移動中に後席で姿勢を微調整したり、本格的な仮眠を取ったりすることは難しいです。これは、リラックスを重視するユーザーにとっては、最も大きな不便さにはなりますかね。

ただ、新型プリウスの圧倒的な安定性によって大きくカバーされています。車体が揺られにくいため、後席に乗る人が無意識に体勢を支える疲労が軽減され、総合的な快適性は先代よりも向上していると感じられます。

不便さの最大の焦点は「車中泊」利用の可否にあり、もし車中泊を考えているなら、手間を省けるPHEVのフルフラット設計を選ぶことを強くおすすめします。HEVでも工夫次第で快適な空間は作れますが、準備の手間はかかります。

総合結論:リクライニングなしでも長距離旅行は快適か?

リクライニングの欠如はありますが、新型プリウスの動的な快適性は高く、日常的な長距離移動においては「快適」と判断して問題ありません。

新型プリウスは、デザイン性と走行性能を追求した結果、後席のリクライニングという機能は削られました。ただし、それ以上に得られた走行の質の高さは、長距離移動の疲労を確実に軽減してくれます。最終的な判断は、ご自身の利用目的(特に車中泊の有無)と、PHEVの価格差を比較して決定してくださいね。正確な情報は必ずトヨタの公式サイトやカタログでご確認ください。