プリウスとヤリスクロスを比較!失敗しないための徹底チェック!

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「プリウスとヤリスクロスで迷ってる、、、」
「乗り心地とか燃費とか誰か比較して!」

プリウスは2台乗ったことがあり、ヤリスクロスは友人と従兄弟が乗っているので今回は徹底的に比較していきます!

どちらの車もトヨタが誇る優れたハイブリッドカーですが、セダンとコンパクトSUVというカテゴリの違いから、そのメリットデメリットは大きく異なります。

いろいろ比較した結果どっちがいいのかを決めてください!ではスタート!

この記事を読むことで分かる4つのポイント

  • プリウスとヤリスクロスのボディサイズ、室内空間、荷室の具体的な違い
  • 燃費性能、車両価格、税金、メンテナンス費用を考慮した経済性の比較
  • 走行安定性、乗り心地、悪路走破性、運転のしやすさといった実用面の差
  • あなたのライフスタイルに合う「プリウスがおすすな人」「ヤリスクロスがおすすな人」

プリウスとヤリスクロス比較!基本スペックと経済性

  • ボディサイズと室内広さを徹底比較
  • 燃費性能と維持費(税金含む)の経済性
  • 新車と中古車の値段をグレード別に確認
  • 進化を続ける安全性能の比較ポイント

ボディサイズと室内広さを徹底比較

プリウスとヤリスクロスは、セダンとSUVというカテゴリの違いから、そのボディサイズと室内広さの設計に大きな差があります。プリウス(新型)は、全長がヤリスクロスより約40cm長く、全幅も広めに設計されているため、より大きな車格を感じるでしょう。しかし、スタイリッシュなデザインを追求した結果、全高はヤリスクロスよりもかなり低く抑えられています。

例えば、プリウスの全高が1,420〜1,430mmであるのに対し、ヤリスクロスは1,580〜1,590mmと、約16cmの差があります。この全高の差は、特に運転席からの視界の高さや、乗り降りのしやすさ、そして機械式駐車場の利用可否に直結します。前述の通り、全高の低さゆえに洗車の際に頭をぶつけてしまうというユーザーの意見もあるため、日常的な使い勝手として重要な比較点となります。

一方で、ヤリスクロスはコンパクトSUVとして優秀な室内広さ(室内高1,205mm)を確保しており、ベースとなったヤリスと比較しても後席のゆとりに配慮されています。プリウスの室内高は1,130mmと低いため、後席に身長の高い人が乗る機会が多い場合は、ヤリスクロスの高めの室内空間の方が快適性が高いと言えるでしょう。

項目新型プリウス (2.0L HEV Z)ヤリスクロス (ハイブリッド Z)
ボディ全長4,600 mm4,180 mm
ボディ全幅1,780 mm1,765 mm
ボディ全高1,430 mm1,590 mm
室内高1,130 mm1,205 mm
最低地上高145~150 mm160~170 mm
最小回転半径5.3~5.4 m5.3 m

燃費性能と維持費(税金含む)の経済性

両車ともハイブリッド車であり、非常に優れた燃費性能を誇りますが、その経済性には違いがあります。燃費性能で比較すると、プリウスのU/Xグレード(1.8L HEV・2WD)がWLTCモードで32.6km/Lを達成しており、ヤリスクロスのハイブリッドXグレード(2WD)の30.8km/Lを僅かに上回るトップクラスの数値を記録。燃費の差は、実際の走行では大きく体感できるほどではないかもしれません。

維持費と税金の比較

車の維持費において、毎年かかる自動車税(種別割)は排気量で決まります。プリウスの現行モデルには1.8Lと2.0Lの設定があり、ヤリスクロスは全車1.5Lです。ヤリスクロスの排気量は1.5Lのため、年間30,500円(2019年10月以降購入の場合)です。プリウスの1.8Lも同額ですが、2.0Lモデルを選んだ場合は年間36,000円となり、税金として年間5,500円の差が生じるため、長期的に見るとヤリスクロスの方がわずかに有利です。

【注意】自動車税の排気量クラス

ヤリスクロス(1.5L)とプリウス(1.8L)は「1,000cc超~1,500cc以下」の税率が適用されますが、プリウスの2.0Lモデルは「1,500cc超~2,000cc以下」のクラスとなり、税金が高くなります。純粋な経済性を重視するなら、1.8Lまたは1.5Lのモデルを検討しましょう。

また、ヤリスクロスは車両重量が軽いため、自動車重量税(車検時に支払う)もプリウスより抑えられる傾向があります。これらの理由から、維持費トータルで比較すると、ヤリスクロスの方が経済的となりますね♪

新車と中古車の値段をグレード別に確認

値段(車両本体価格)を比較すると、ヤリスクロスの方が初期費用を抑えやすいことが分かります。ヤリスクロスのガソリン車Xグレード(2WD)は190.7万円から設定されているのに対し、プリウスの最廉価グレードX(1.8L HEV・2WD)は275万円からと、約84万円の差があります。ハイブリッド車同士で比較しても、ヤリスクロスの方が新車価格はリーズナブルです。

中古車市場の価格帯

中古車での値段を比較した場合、中古車平均価格はヤリスクロスが約228万円〜プリウスが約420万円〜(新型)とされていますが、これは現行プリウスの価格が高めであることや、ヤリスクロスの方が新車納期の遅れから中古車価格が高止まりしている傾向があるから。ヤリスクロスは新車購入時に納車待ちが長いことから、中古車市場の平均価格が高くなっているという特殊な事情があります。

新車価格の安さを重視するならヤリスクロス、高年式・高グレードの選択肢の多さを重視するならプリウスを中古車市場で探すのがおすすめです。

進化を続ける安全性能の比較ポイント

安全装備については、両車ともトヨタの最新技術が投入されており、高い安全性能を誇りますが、その装備内容には差があります。

プリウスは、先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されています。特に上級グレードでは、駐車支援システム「トヨタチームメイト[アドバンスト パーク]」や、高速道路での運転を支援する「レーンチェンジアシスト」など、高度な運転支援機能が選択できる点が魅力です。また、全車に非常時給電システムを標準装備していることも、災害対策として注目されるポイントです。

ヤリスクロスも全グレードに「Toyota Safety Sense」を搭載しています。プリクラッシュセーフティは、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する優秀な機能。一方で、ヤリスクロスの最廉価グレード「XBパッケージ」には、予防安全システムが付かない仕様が過去に存在しており、安全装備を徹底的に重視するならば、廉価グレードの装備内容を細かく確認する必要があります。ただ、現行モデルのハイブリッド車には、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)が標準装備されており、安全運転をさりげなくサポートしてくれます。

プリウス ヤリスクロス 比較!利用シーン別の実用性

  • 積載性に直結する荷室と室内広さの違い
  • 日常で差が出る運転しやすさと乗り心地
  • プリウスのメリットとデメリットはどこか
  • ヤリスクロスのメリットとデメリットはどこか
  • タイプ別で選ぶおすすめな人はこれだ

積載性に直結する荷室と室内広さの違い

荷物の積載能力は、車の形状がセダンとSUVで大きく異なるため、最も差が出る比較ポイントの一つです。ヤリスクロスは、そのコンパクトなボディサイズに反してクラストップレベルの収納力あり。荷室容量は390L(2WD車)で、荷室幅も1,400mmと広いため、ゴルフバッグや大型スーツケースの積載に優れています。もっと言えば、SUVならではの荷室高があるため、ベビーカーなどを立てたまま積むことも容易です。

一方、プリウスの荷室容量は410L(2.0L HEV)と、ヤリスクロスと数値上は同等かそれ以上ですが、PHEVモデルでは345Lと大幅に減少します。セダン特有の荷室高の低さがあるため、背の高い荷物の積載には向きません。しかし、奥行きは十分にあるため、長尺物を積む際には後部座席を倒すことで対応できます。このように考えると、ヤリスクロスは「高さと使い勝手」、プリウスは「奥行きと容量」に強みですね。

日常で差が出る運転しやすさと乗り心地

運転しやすさと乗り心地も、車のタイプによって大きく変わる要素です。ヤリスクロスはSUVなので、シート位置が高く、見晴らしが良いため、運転に不慣れな人でも車幅感覚が掴みやすく運転しやすさを感じやすいでしょう。最小回転半径は5.3mと小回りが利くため、市街地での取り回しもスムーズです。

しかし、乗り心地については、ヤリスクロスは低速域でややゴツゴツとした硬めの乗り味に感じるという意見もあります。逆に、プリウスは低重心設計と改良されたサスペンションにより、高速走行時やカーブでの安定感と静粛性に優れています。高速走行中はロードノイズが気になるという声もありますが、一般道をゆっくり走る際の静かさや、長距離移動での疲労の少なさは、プリウスが優位。

【どちらが快適?】

  • プリウス: 低重心で安定感があり、長距離移動や高速走行での乗り心地を重視する人におすすめです。
  • ヤリスクロス: 視点が高く、見晴らしが良く、街乗りでの運転のしやすさや安心感を重視する人におすすめです。

プリウスのメリットとデメリットはどこか

プリウスは、高い環境性能と先進的なデザイン、そして優れた走行安定性を両立させている点が大きなメリットです。特に新型は、従来の燃費の良さに加え、「虜にさせる走り」をコンセプトに、動力性能を大幅に向上させています。メリットを最大限に活かせるのは、長距離の移動や高速道路の利用が多い人、静かで安定した乗り心地を求める人でしょう。

一方、デメリットとしては、スタイリッシュなデザインと引き換えに全高が低く、特に後方視界が悪くなっている点が挙げられます。前述の通り、洗車や乗り降りの際に車高の低さが不便に感じるという声もあります。また、上級グレードを選んだ場合の車両価格はヤリスクロスよりも高くなる傾向があります。

ヤリスクロスのメリットとデメリットはどこか

ヤリスクロスの最大のメリットは、コンパクトなボディからは想像できない荷室の積載性の高さと、取り回しの良さを両立している点です。SUVでありながら小回りが利き、燃費もトップクラスなので、普段使いの費用対効果が高いと言えます。また、最低地上高が高いため、雪道や未舗装路といった悪路に強い走破性も魅力の一つです。

デメリットとしては、後部座席が競合車と比較してやや狭いと感じる人が多い点が挙げられます。大人4人での長距離移動には、室内空間に余裕がないかもしれません。言ってしまえば、ヤリスクロスは「大人2人+子供2人」までのファミリー構成に適していると言えるでしょう。また、内装の質感は、最上級グレードでもプラスチッキーで高級感が不足しているという指摘もあります。

【ヤリスクロスの後席の注意点】

ヤリスクロスの後席スペースは、特に身長の高い人にとっては足元や頭上があまり余裕がないというユーザーレビューが複数見られます。後席に頻繁に人を乗せる予定がある場合は、必ず試乗で確認することをおすすめします。

タイプ別で選ぶおすすめな人はこれだ

ここまでの比較を踏まえて、プリウスとヤリスクロス、それぞれがどんなおすすめな人に向いているのかをまとめます。あなたはどちらのタイプに当てはまるでしょうか。

プリウスがおすすめな人

  • 走行安定性、静粛性、乗り心地といった走りの質を最も重視する人
  • 通勤や長距離移動が多く、運転ストレスを軽減したい人
  • スポーティで低重心のセダン型デザインが好きで、車両価格より満足度を優先する人
  • PHEVモデルを選択し、自宅充電を活用して日常使いのガソリン代を大幅に抑えたい人

ヤリスクロスがおすすめな人

  • 荷物を積む機会が多い(キャンプ、ゴルフなど)アクティブな趣味を持つ人
  • 雪道や悪路走行に備え、4WD(E-Four)と最低地上高の高さを求める人
  • 車両本体価格や維持費(税金含む)を抑え、コストパフォーマンスを最優先する人
  • コンパクトなサイズで運転席からの視界が良く、街中での運転しやすさを求める人

プリウス ヤリスクロス 比較から導く最適な結論

あなたが本当に重視したい価値は、「燃費と快適な走り」でしょうか、それとも「使い勝手と経済性」でしょうか。

プリウス ヤリスクロス 比較:あなたのニーズ別チェックリスト

  • 燃費:プリウス(1.8L)が若干優位
  • 乗り心地:プリウスが優位
  • 運転しやすさ(街中):ヤリスクロス(高視点)が優位
  • 室内広さ(後席頭上):ヤリスクロスが優位
  • 積載性(高さ):ヤリスクロスが優位
  • 車両本体価格:ヤリスクロスが優位
  • 維持費(税金):ヤリスクロス(1.5L)が優位
  • 悪路走破性:ヤリスクロス(最低地上高)が優位
  • 安全性能:両車とも高性能だが、プリウスは先進機能で優位

どちらを選んでも後悔しないよう、ご自身のライフスタイルをイメージしながら、最適な一台を選んでください。最終的な判断として、実際に両車に試乗して、乗り心地や運転しやすさを体感することをおすすめします。